| UNCTAD 人民元の切上げを警戒 | - 2006/09/11
- UNCTAD(国連貿易開発会議)のスパチャイ・パニチュパクディ事務局長は10日、中国は人民元の動きに注意を払う必要があると述べた。同事務局長は、上海で行われた国連貿易開発報告書の公式リリースの場でこのように語ったのだが、その問題意識は2点上げられるとみられる。
一つ目は、人民元の急激な切り上げが地域経済に混乱をもたらすという可能性。
二つ目は、元高を世界的なドル安現象の一側面ととらえ、ドルの下落が世界に及ぼす悪影響について警告している。
これまで世界の消費を米国が牽引してきたが、それも巨額の貿易赤字として無理が顕在化し始めている。最近はとくにユーロ高、ドル安の傾向が強まっており、世界の経済成長の阻害要因になりつつある。
中国メディアはこぞって人民元切り上げへのアンチテーゼとして紹介しているが、同レポートは人民元改革はゆっくりと続けるべきとの基調である。
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